家族相談士

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こちらでは、看護師が取得することで役立つ資格として、家族相談士についてご紹介したいと思います。

看護師のスキルアップに直接役立つわけではありませんが、医療関係者としての教養をより深めるための一助として非常に有益な資格だと思いますよ。

家族相談士って何?

家族相談士という資格まだ一般的に広く知られるには至っていませんが、これから徐々に役割は拡大していくのではないかと予測されている資格の1つです。

この家族相談士は、日本家族心理学会と日本家族カウンセリング協会が共同で開設した資格。

家族の中で発生する葛藤・混乱など現代的な問題に心理的側面から対処するための専門家として、多くの役割が期待されています。

家族関係の調整に一役買う他、より健康な状態の家族をつくり、それを維持していくための助言・啓蒙を行うことが家族相談士の主な役割です。

家族相談士の仕事~家族カウンセリング

家族相談士の仕事この家族相談士が行う仕事のことを家族カウンセリングと呼びますが、日本ではまだ一般的なものではありません。

これは1960年代にアメリカで普及していった家族への心理的ケアを指し、教育分野・統合失調症などの精神病治療における家族単位での治療アプローチが求められていたのに応じて始まったものです。

具体的に説明すると“個人のメンタルは、少なからず家族関係の影響を受けている”という観点から、家族を1つのシステムとして捉えなおし、その歪みを是正していく必要があるということですね。

そして、その是正をスムーズにするために必要な助言を行うのが、この家族相談士というわけです。

特にメンタルの問題については、かつてアメリカで問題となった現象が数十年遅れて日本でも問題となる状況が続いています。この家族ケアについても、これから国内でどんどん必要性が増していくのではないでしょうか。

家族相談士の資格を取得するには

日本家族心理学会および日本家族カウンセリング協会に入会してから2年以上経過していることが条件になります。その上で所定のワークショップに参加して学習を進め、一定の臨床経験が必要。家族相談士の資格は、民間資格の中ではかなり高いハードルを設置しているといえます。

ただし、医療関係者の場合にはハードルが大きく引き下げられており、これこそが家族相談士の資格を看護師にオススメする理由。なんと、家族相談士養成講座に登録した上で、用意されている講座の2/3以上を修めれば、それだけで資格取得することができるのです。

今後は、メンタルケアの領域が大きく伸びていくと言われていることも相まって、医療関係者が家族相談士の資格を得ることには大きな価値があるといえるでしょう。

もし、興味がおありなら、ぜひとも資格取得に向けて講座を受講してみてくださいね。

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以上、看護師におすすめの資格:家族相談士に関するご紹介でした。

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