こちらでは、思春期保健を推進していくために役立つ資格として、思春期保健相談士について紹介したいと思います。
思春期保険相談士というのは、日本家族計画協会が認定している資格です。
国家資格ではありませんが、単なる民間資格の枠組みには留まらず、文部科学省・厚生労働省が後援していることで徐々に認知度も高まっています。
現状では確かに民間の資格ですが、政府機関からも重要性を認められているということですし、今後はさらなる職務拡大へと進んでいく可能性もあるでしょう。
具体的には、子どもから大人への成長過程にある思春期の子ども達に対し、適切なアドバイスをして良い方向へと導いていくのが仕事。
性に関する問題だったり、大人になろうとするあまり心身のバランスを崩してしまったり、色々な問題を抱えがちな思春期の時期を、いかに上手く乗り切っていくかを外部からサポートする役回りになります。
ちなみに、かつては思春期保健相談員という名称でしたが平成15年に現在の思春期保険相談士という名前へ切り替わっています。
日本家族計画協会が主催している思春期保健セミナーのコースを修了することで資格取得が可能です。現在は全国に7800人ほどの資格者がいらっしゃるとのこと。
看護師や保健師、養護教諭といった医療の知識を持つ方々が思春期保険相談士となることで、保健・医療分野において思春期の子ども達をサポートしていくことが可能になります。
確かに思春期保険相談士の資格を得るだけでは、直接的に看護師としてキャリアアップすることには繋がらないかもしれません。ですが、今後さまざまな分野で活躍していきたいという向上心がおありなら、時間のある時に取得しておく価値はあるでしょう。
以上、看護師にオススメの資格として、思春期保健相談士についてご紹介しました。
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